皆様こんにちは。
このたび、北本市と桶川市の境に位置する中丸に開業をすることとなりました金子伸幸と申します。
もともと北本市に近い桶川市出身ですので、地元とも言える地です。
私は脳神経外科医として20年来手術の研鑽を積んで参りました。この間には数多くの手術を受ける患者さんに出会いました。その多くは脳卒中と言われる急に発症する脳血管の病気で、脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血をきたした患者さん、高血圧による脳内出血の患者さん、動脈硬化で脳血管が狭窄を起こして脳梗塞に陥る患者さん、自分に心房細動などの不整脈があることに気が付かずに心原性脳塞栓による脳梗塞を来す患者さんなどです。このような病気は患者さんご本人も大変な運命を背負うことになるのですが、ご家族のさまざまな負担や精神的な落ち込みは計り知れないものがあります。
しかし、これらの病気の多くは何も症状がない頃に脳MRIをやってあれば、事前に対処できることも多いのです。未破裂脳動脈瘤を見つければ血圧を調整し、適応に応じて手術で破裂しないようにしてしまいます。慢性高血圧で脳に動脈硬化性変化が見られれば、内服薬で血圧やコレステロールを調整します。脳血管に狭窄があれば、内服薬で対処しながら適応に応じて手術で治すことができます。
このように病気を取り巻くあらゆることで予防が大切であり、その窓口がMRIなのです。
クリニックという地域の皆様に接した関係にある医療機関に、大学以上の性能を持つ最新3.0テスラMRIを導入し、近隣の皆様の脳の健康に貢献できればと思っております。
また、入院治療や手術が必要な疾患、更なる精密検査が必要な疾患が見つかった場合には、近郊の北里大学メディカルセンター、埼玉医科大学国際医療センター、また、近隣の脳神経外科病院へもご紹介をさせていただきます。
もちろん当院から他院へのセカンドオピニオン受診をご希望の場合には、MRIをはじめとした資料をおつくりいたしますので、何なりとお声かけください。
院長 金子 伸幸
1994年 | 杏林大学医学部 卒業 |
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2000年 | 日本脳神経外科学会認定専門医 取得 |
2001年 | 杏林大学病院脳神経外科助手 兼救命救急センターチーフ |
2002年 | 埼玉県立循環器・呼吸器病センター 医長 |
2004年 | 国立循環器病センター 脳血管外科 研修 |
2005年 | West Virginia University, Department of Neurosurgery, Skull Base Laboratory |
2010年 | 水戸ブレインハートセンター |
2012年 | 埼玉県立循環器・呼吸器病センター 副部長 埼玉医科大学国際医療センター 脳卒中外科 非常勤講師 |
2015年 | きたもと脳神経外科クリニック 開設 |
医院名 |
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医療法人みたけ会 きたもと脳神経外科クリニック |
院長 |
金子 伸幸 |
住所 |
〒364-0013 埼玉県北本市中丸8-219 |
診療科目 |
脳神経外科 |
電話番号 |
048-592-8808 |